完全無欠十文字

関羽:「・・・・負けちゃった。 夏侯淵、その技名を叫ぶのびっくりするからやめてほしいわ」
いろんな意味でオドロキだよ、夏侯淵。
これは夏侯淵の必殺技・完全無欠十文字、完成までの軌跡。
シーズン1 の夏侯淵・桃園(特別ルート)からの回想です。こちらをまだ見ていない方は、できれば感動の詰まったゲームを先にお楽しみください。

『もしも』の時間軸。
過去に戻った夏侯淵は・・・ 曹操・夏侯惇の運命を変えられなかったとを悔やんでいたので曹操の負傷前、董卓軍追討あたりに戻ってしまったのだと思う。 だからこそ、自身の武を磨くことで運命を変えようとがむしゃらに腕を磨く。こっそりと。
そこにきのこ狩り帰りの関羽が通りかかり、共に虎を倒して(盛りだくさんすぎる!)、一緒に鍛錬をすることになるという・・・ 一連の流れが雪崩のように押し寄せる。
そしてこのゲームはちょいちょい虎を出してくる。諸葛亮√ では彼に「(関羽は)この間なんて虎を仕留めていたぞ」と言われていた。ひとりでかっ!?

夏侯淵:「明日の早朝からはじめる。貴様、オレを起こしにこいよ」
頼み方ぁ!
関羽:「ええ
・・・・・・・・・・ ちょっと待って。今、何て言った?」
夏侯淵:「貴様の耳は飾り物か? 明日の早朝から修行をはじめると言ったんだ」
すっごい目立つ猫耳に対する嫌味の極みだね?
関羽:「早朝って、あなた朝弱いじゃない!」
このやり取りの前日、寝坊で遅刻して夏侯惇からガッツリ叱られている夏侯淵を目撃済み。

関羽:「お、起きれないのに、早朝?」
夏侯淵:「だから!貴様が起こしにくればいい話だろ!」
だから、の使い方がおかしい

(な、何だか修行以上に大変なことを押しつけられてしまった気がする)
盛大にフラグを立てているけど・・・ 朝練を始めてから、夏侯淵の二度寝について『どれほど困難な敵か、わたしはもう身を以て知っている』と言うことになる。
それからわたしの日常に習慣が加わる。
まず、わたしは朝日が昇る前に夏侯淵を起こしに向かう。
関羽:(これが意外と大変なのよね・・・ 夏侯淵寝起き悪いし
でも・・・あの笑顔をみたら、起こしに行かないわけにはいかないわ・・・)
関羽と朝練を始めてから遅刻がなくなった夏侯淵。とてもいいドヤ顔 笑顔で「もう遅刻はしない」と夏侯惇に話している姿を見てしまった関羽。夏侯惇の前だから可愛い笑顔だったんだろうね。夏侯惇の前限定、だけど。
夏侯淵を起こしてから、次に私たちは森に向かう。
虎を倒した森ね・・・ あっぶなっ。
夏侯淵:「よし、始めるぞ。 武器を構えろ!
完全無欠ぅ・・・!」
夏侯淵:「・・・! なぜ止める!?」
逆に、なんでそのままいっちゃえると思った!?
関羽:「今あなた“完全無欠ぅ”って言った?
これって
まさか、
もしかして
技出しながら必殺技の名前を言うの・・・?」
か○はめ波、的なことだね!承知した。

ちょっと! ここに蘇双と郭嘉がいたらメンタル、ズタボロにされるよ。
関羽:「え!本当に!?」
素直さが張遼なみになってきてる!
夏侯淵:「必殺技『完全無欠十文字』が完成すれば、オレと兄者がこの技で曹操軍無敗伝説を築くんだ!」
何かしらの伝説が築けたとしても、違う何かを失う気がする。

関羽:「うう・・・・」
関羽:(必殺技に伝説・・・ 夏侯淵、こんなに目をキラキラさせて・・・
やっぱり付き合わないわけにはいかないわよね・・・)
まずは正気に戻してあげて、伝説作っちゃう前に!夏侯惇のためにも。
そして完全無欠十文字、完成に向けての特訓は続く〜
夏侯淵:「切先を下げるな!」
鬼か!?
関羽:“「は、はい!」
素直かっ!(2回目)
こうして『完全無欠十文字』は完成した。
めでたしめでたし。
これで技名を叫びながら繰り出すことがなければよかったのにね・・・
夏侯淵は曹操と夏侯惇が負傷することを知っていながら未然に防ぐことができなかった、と落ち込んでいたけど、厳しい修業で武を磨いた結果、本編での時間軸で関羽を襲う「自分自身」から彼女を守ることはできた!
その結果に満足して彼は「去っていった」のだけれど、その先が自身が望んだ天下統一とその後の平和な世界、関羽・夏侯惇と三人一緒に歩んでいける時間軸であったらいいな。
おまけ

夏侯淵:「曹操様の歩む道を平らかにし、乱世に揺れる天下を・・・
統一したその景色を・・・
兄者と・・・お前と一緒に見られたら
・・・・オレは幸せだ」

